当院では2025年6月3日より胸部線画像の読影支援を目的としたAIシステム『ClearReadX-Ray』を導入いたしました。
本システムを活用することで、診察時および画像診断時に病変の見落しを防ぎ、より精度の高い医療の提供を目指してまいります。

主な機能

【骨組織透過処理システム】

胸部X線画像から骨(鎖骨や肋骨など)を透過させ、肺の部分をより見やすくする画像処理を行います。これにより、骨に隠れて見えにくかった肺の結節や異常な影をより発見しやすくなります。

<通常の撮影画像>

<骨組織透過処理後の画像>

【経時差分処理システム】

現在と過去の胸部X線画像を比較し、変化のあった部分を強調表示するシステムです。
※当院での過去の撮影履歴がある方が対象となります。

<通常撮影画像>

<経時差分処理後の画像>

【肋骨と重なっている所見】

【背骨と重なっている所見】

【心臓と重なっている所見】