高画質と低被ばくを両立させた最新マンモグラフィ

当院は平成29年5月より最新のマンモグラフィ装置、GE製のSenographe Pristinaを導入しました。従来の装置に比べて、少量のX線量で質の高い画像を撮影することが可能となりました。そうすることで、被ばく線量が低減されます。また画質も向上され小さい病変や石灰化を描出すことにも威力を発揮します。
また撮影した画像がすぐに確認できるようになったため検査中の待ち時間も短縮されます。

新しい機能 『トモシンセシス(3D)』!

新しいマンモグラフィの装置には「トモシンセシス」という機能が搭載されています。
「トモシンセシス」とは乳房に対して多方向からX線を照射して撮影された画像をもとに3次元(3D)の立体画像を再構成する機能です。
日本人女性の乳房は高濃度乳腺が多く、従来の2D画像のみでは見づらかった病変も「トモシンセシス」を追加することで乳腺組織の重なりが解消され発見できる可能性が高くなります。

通常のマンモグラフィ

トモシンセシス

Courtesy: Dr. Gennaro : Veneto Institute of Oncology(IOV), Padua, Italy